2012.5.4 - 5.13
宮沢豪 Miyazawa tsuyoshi

影を撮む

35mm カラー 16×20in. 22枚
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20代のはじめに観たドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダースの映画「夢の果てまでも」の劇中に、記憶を可視化する装置が出て来た。それを見て何か体の底から沸き上がってくるようなある感慨を持った事を覚えている。

スクリーンに映し出されたその映像は何だか判然としないものだったけれど、しかしそれがはっきりとした輪郭を持っていないからこそかえって感じ入ってしまったのだった。

何故写真をとるのかという根元的な問いに対するひとつの答えが暗喩としてそこに含まれていると直感した。端的に言えば写真(映像)は現実(記憶)の圧縮解凍装置ではない、という逆説をそこに読んだのだった。

宮沢豪

 

2013.12.10 - 12.22
坂本陽
「Flashbulb」


2013.11.29 - 12.8
石垣裕
「写真と街路」


2013.11.19 - 11.27
阿部真士
「Apophysis」


2013.11.8 - 11.17
齊藤明彦
「子午線」

2013.10.29 - 11.6
盛田哲生
「Clip Out」


2013.10.18 - 10.27
林朋奈
「bottle neck」


2013.10.8 - 10.16
安掛正仁
「蛞蝓草紙」


2013.9.27 - 10.6
那須悠介
「森林図鑑」

2013.7.17 - 7.25
星玄人
「St.photo exhibition 16」


2013.9.6 - 9.15
服部成児
「undulations」


2013.8.27 - 9.4
third district gallery
「新しい壁」


2013.8.6 - 8.14
牟田義仁
「事物の事日記」


2013.7.26 - 8.4
新山発現
「sighting」


2013.7.16 - 7.24
阿部真士
「no control」

2013.7.2 - 7.14
田中舘裕介
「微かな羽音」

2013.6.18 - 6.30
盛田哲生
「BREAKING UP」


2013.6.3 - 6.16
関薫
「線の記」


2013.5.21 - 6.2
阿部真士
「observation」


2013.5.7 - 5.19
安掛正仁
「ダイダラボウ -はるのよひ-」

2013.4.23 - 5.5
林朋奈
「消える前に」


2013.4.9 - 4.21
那須悠介
「2011-2013 part 1&2」


2013.3.26 - 4.7
星玄人
「St. photo exhibition 15」

2013.3.12 - 3.24
那須悠介
「日照条件と写真」

2013.2.26 - 3.10
阿部真士
「unpublished」


2013.2.12 - 2.24
盛田哲生
「beat happening」


2013.1.29 - 2.10
田中舘裕介
「気になる音」

2013.1.15 - 1.27
関薫
「ハンミョウ」

2012.12.11 - 12.24
安掛正仁
「ダイダラ坊」


2012.11.30 - 12.9
原芳市
「常世の虫 II」


2012.10.30 - 11.7
石垣裕
「Destination」

2012.10.19 - 10.28
元田敬三
「strangers」


2012.9.28 - 10.7
盛田哲生
「Clip Out」


2012.9.16 - 9.26
石川智司
「軽く擦る」


2012.7.6 - 7.18
服部成児
「Shaded Relief」


2012.6.26 - 7.4
新山発現
「leaving is believing」


2012.5.4 - 5.13
宮沢豪
「影を撮む」


2012.2.24 - 3.4
宮本幸ノ介
「無窮の日々」



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